空戦における機動テクニックについて、いろんなサイトで実機のテクニックを紹介しているが、はっきり言おう、ほとんど無駄だ。
ACE COMBAT INFINITY 攻略における空戦テクニックで実機のテクニックを練習してもほとんど意味なし。使えるのはバレルロールとコブラマニューバくらいだ。ACE COMBAT INFINITY ではあらゆる方向の旋回が簡単にできちゃうし、背面飛行からでも機銃やミサイル撃てるからな。
コブラマニューバは、「正面からSAMを撃たれた、回避は?」のところで書いた機動とほぼ同じなので、そこを見て欲しい。
機動を横から見ると、コブラの鎌首のように見えるので付いた名前だろうな。
バレルロールの操作は、水平飛行からスティックをまっすぐ一杯に引いて機首上げをしてから、スティックを引いたまま少しだけ左右どちらかにスティックをずらす。これで出来る機動がちょうど筒(バレル)の内壁に沿うような螺旋状の機動になることから名付けらている。
バレルロールを行うときは、速度は落としながらだ。ブレーキを押さえこまなくても、加速せずにロールしてたら速度は落ちる。
これらの、コブラマニューバもバレルロールもその目的は、敵機をオーバーシュートさせることにある。オーバーシュートとは、後ろに付いた敵機をわざと自機を追い越させて、敵機の後ろにつくのが目的だ。
なので、敵機の遠くでやっても意味ないぞ。特に、コブラマニューバなんて、空中に静止しているに等しいので、ヘタするとあっというまに撃墜されるからな、使い所に注意だ。
空戦では赤ターゲット機に近づくとほとんどが旋回合戦になると思うが、旋回合戦に持ち込む前に撃墜することが理想。旋回合戦になるとなかなか撃墜できなくなって時間ロスするぞ。協同戦役では旋回合戦になったら諦めて別の標的に向かうのも手。
チームデスマッチなどでは、協同戦役の赤ターゲットよりも手強い敵が多いが、特に重要なのは相手の動きを読んで先回りすることだ。やっちゃいけないのは、減速しまくってのターンだ。格好の標的になるからな。後ろに付いた敵機から逃れるには、単純な旋回をせず、左右に振る旋回とか、フェイントとかも必要だぞ。理想は、僚機の前にでて、後ろについた敵機を撃墜してもらうこと。
特に、デスマッチでは、敵機を狙える位置に付いた時が注意すべきタイミングだぞ、撃墜に集中してたら、逆に別の敵機に狙われやすいからな。これは実機でも同じだ。
実機のテクニックのところで書いてある所があるが、実機と同じくターン後の位置エネルギーというのは意識した方がいい。
上方宙返りで180度進路変更するには、機体を持ち上げるために、速度はロスするが高度が上がり、次の機首下げで加速しやすい。
逆に、180度ロールしてから下方に宙返りするのは、機体が降下するので加速しながら180度進路変更が出来る。このため高速ですれ違う敵機に旋回して進路変更し後ろに付くには、すれ違う時に予め敵機より上の高度を取れるようにして、すれ違いざまに下方宙返りだ。
加速と減速は、位置エネルギーも意識する。対地攻撃などで目標に早く近づきたくて速度が欲しいとき、一旦機首下げや時には急降下して速度を上げることが有効だ。逆に減速したいとき、ブレーキだけで減速するのではなくて、一旦機首上げで減速すると、次に加速が必要なときにスムーズに加速できる。
あー、それと、旋回は必ず機首上げだからな、機首下げでも旋回できるけど、飛行機の構造上機首上げ旋回の方が圧倒的に速いからなw
なので、急降下攻撃は機首下げで降下するより、水平飛行から180度ロール機首上げで降下した方が速いぞ。てか、ロール性能の良い機体に搭乗することだぜい!ロール性能とピッチ性能が旋回に大きく影響するからな。パーツも良く考えような。